社長挨拶

今日の豊かな社会においては誰もが美味しいものに関心を持っています。ところが、私たちは消費者として食品の膨大な選択肢の中で 、多くの場合一つ一つを自分の舌でその美味しさを確かめるのではなく、表示されている、あるいは見聞きした情報をもとに判断し、選択しています。

マスコミでもグルメ対決番組が高い関心を集めているように多くの人はオーソライズされた(権威ある)美味という情報を求めています。私たちが自分で感じる美味しさよりも「オーソライズされた情報」の方がより優位な消費選択基準になってきているのではないでしょうか。

しかしながら、こういった情報の傾向は短い周期で変化します。なぜなら私たちが次から次へと新しいトピックを求め、古いトピックは陳腐化せざるを得ないからです。また、このような風潮のなかで私たち食品メーカーも、その時々の流行にふりまわされてしまいがちです。

当社ではできる限りお客様の満足の実感や、「私的な情報」を大切にするという観点から商品造りを考えます。なぜなら、お客様から、「私が美味しいと思うから」という理由で選んでいただいた商品は継続的に買っていただけるし、口コミで確実にファンが拡大していくからです。また時間をかけて商品に磨きをかけ、より洗練された定番商品へと成長させていくことができます。

私は1974年以来アメリカのホームベイキングを研究し、ヨーロッパの伝統技術を競う洋菓子メーカーが多い中で、伝統にとらわれない、感動を伝えるお菓子を創っていこうと当社を創立しました。新分野を開拓し、多くのお客様に新たな美味しさを実感していただくことが当社員一同の喜びであり、そのために最善の努力していく所存でございます。

株式会社フレイバーユージ
代表取締役 岩田有司

1957年 愛知県一宮市生まれ
1980年 慶應義塾大学経済学部卒業
同年 三星毛糸株式会社(実家の家業)入社
1982年 同社にてフレイバー洋菓子事業部を設立
1991年 同社退社
同年 株式会社フレイバーユージを設立